サポートページ「 天井防音の3要素 」


天井防音の3要素「遮音・制振・吸音」
 ◇マンションでは従来より薄い多層構造、制振構造の構築が重要。
  ※参考:防音の考え方・構造
 ◇既存天井の空間制約をクリアできる遮音・制振・吸音構造の複合的かつコンパクトな防音設計仕様。
 ◇既製の防振吊り木は天井裏空間の制約、経年劣化による下地・ボードのがたつき等の不安があるため、
  オリジナルの制振下地の構築が必要。
 ◇優れた防音実績及び実験データ(透過損失・周波数特性)を踏まえた防音材(遮音・制振・吸音)の選択
  が重要。


制振材の効果
 瞬間的な衝撃音などインパクトを瞬時に抑える「制振効果」と、断続的な振動音などを抑える「防振効果」のある防音材を「制振材」と言います。
 大半の制振材は両方の効果を持っていますので制振材=防振材と考えて問題ありません。

 用語の呼び方よりも、振動音等固体音の状況に応じて、有効な制振材タイプを整理したり、選定することに大きな意味があります。
 天井下地や躯体・ボードなど使用箇所に応じて、制振材の種類・厚さ・硬さ・密度を設計することが、天井防音では極めて重要です。

 この制振材の設計や活用方法が明確にわからない業者には「足音など振動音対策を主とする天井防音設計・リフォーム」は無理と考えるべきでしょう。
 *制振材を重視して天井騒音を解決した事例:諦めていた天井防音解決
 *遮音材を重ねるだけの力任せのやり方では、天井防音対策はうまくいきません。

 特に、上階からの重量衝撃音(足音、重量物の落下音など)は、周波数特性を重視した防音構造を構築しない限り対処することは不可能です。
 通常の防音専門業者では対応できない特殊な防音設計や、周波数・騒音特性に応じた防音材が必要です。
  ※参考:新しい防音の考え方


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